LP(ランディングページ)制作にかかるコスト削減!ランニングコストを抑えるポイント
2024年5月3日
ランディングページ(LP)は、特定のキャンペーンや製品のプロモーションに不可欠なツールです。しかし、これらのページの制作と維持にはコストがかかります。適切な戦略と知識を持っていれば、これらのコストを大幅に削減することが可能です。
この記事では、LPの制作とランニングコストを抑えるための具体的なアプローチを解説します。
コストの種類
LP制作について、必要なコストは以下2つです。
- イニシャルコスト
- ランニングコスト
イニシャルコストは、開発費用、制作費用、導入費用などと言われますが、開発することに対してかかる一時的な費用です。
ランニングコストは、月額費用、保守費用、管理費用などと言われますが、開発したものを利用することに対してかかる継続的な費用です。
なぜランニングコストを抑えることが重要か
以下の2パターンにおいて、どちらの方が安いでしょうか。
- 導入費用20万円、月額1万円、1年間契約
- 導入費用30万円、月額1,000円、1年間契約
落ち着いて考えれば、すぐにわかりますよね?
答えは「2」です。
確かに、導入時には「1」の方が安いんですが、12か月目に32万円の合計費用がかかります。
一方で、「2」の方は導入時には高いものの、12か月目に31万1,000円の合計費用となります。
したがって、「1」に比べ「2」の方が9,000円もの得をすることになります。
初期段階で高い投資をするのは勇気が要りますが、本当にコストを抑えたいなら、ランニングコストを抑えるべきだと考えられます。
LPのランニングコストを抑えることは、長期的に見てビジネスの収益性を高めるために重要です。また、低コストで運用が可能になると、より多くの資金を広告や他のマーケティング活動に再投資することができますよね。
LPの制作の手順(自作)
LPを自分で作るという手段を考えてみます。
自分で作る場合は、以下のフローで制作することになります。
- 目的の明確化:キャンペーンの目標を定義します。
- コンテンツの作成:魅力的なコンテンツとビジュアルを用意します。
- テクニカルなセットアップ:テンプレートやHTML/CSSを用いてLPを構築します。
- テストと最適化:効果を測定し、改善点を修正します。
LPの制作の手順(外注)
次に、LPを外注するという手段を考えてみます。
外注する場合は、以下のフローで制作することになります。
- 適切な業者の選定:実績とコストパフォーマンスを評価します。
- 要件の共有:目的と期待する結果を明確に伝えます。
- 進行管理:制作プロセスを定期的にチェックし、調整を行います。
月額料金がかかる理由
LPは、つまりWEBサイトですから、
- サーバー:WEBサイトをインターネット上に保管しておく倉庫
- ドメイン:その倉庫がある住所
この2つが必要です。
これらは有料で利用するものですから、サーバー料金、ドメイン料金がかかります。
また、それを維持管理するためには技術的なサポートが必要です。
したがって、サーバー料金、ドメイン料金、技術的サポート費用などが月額料金に含まれます。
月額料金の費用の内訳、相場
自作の場合
自作でランディングページを作成する場合、初期費用はツールやテンプレートの購入費用、または無料のリソースを活用することが一般的です。自作することによって、デザイン費用やコーディング費用などを浮かせられるので、かなり節約できるように見えますね。
しかし、実際に作ってみると様々な問題に直面してしまいます。
●高い固定費
固定費である、サーバー料金とドメイン料金は避けられません。
- サーバー料金:だいたい月額数千円程度
- ドメイン料金:だいたい年間数千円程度
月額のサーバー料金はプロバイダ(サーバーを管理している会社)によって異なりますが、基本的なプランでは月額数千円程度です。
一方で、ドメイン料金は年間数千円程度が一般的です。
●予測不能な時間と労力の消費
自作するには専門的な知識や技術が必要になりますし、LP公開後も自分で管理しなければならないため、更新やトラブル対応にかかるコストは時間と労力になります。
●仕組み上の問題
また、WEBサイトを作成するツールを無料で利用できるサービスがありますが、これはテンプレートに沿ってパーツを組み立てていく仕組み上、以下のような問題があります。
- デザインの自由度が低い
- ドメインが特殊なものになる
よって、せっかく作ったのに、無駄になったり、最終的に有料コンテンツを購入してしまうといった可能性が考えられます。
外注の場合
外注でLPを制作する場合、自作の場合に比べて、出費は多くなってしまいますが、たいてい以下の項目が含まれます。
- サーバー(自作と同様の固定費となります)
- ドメイン(こちらも、自作と同様の固定費となります)
- サービスプロバイダが提供する継続的なメンテナンスやサポート
- デザイン
- コーディング
- プロジェクト管理費
●安定した固定費
月額料金には、自作の場合と同様にサーバー料金、ドメイン料金が含まれますが、追加でサービスプロバイダが提供する継続的なメンテナンスやサポートの費用がかかることがあります。月額の相場は8,000円から2万円程度です。
●安心できるWEBサイト運用と時間の有効活用
専門的なサポートによる時間とリスクの削減を期待できるため、本来の事業運営の時間を割かなくていいというメリットがあります。
専門外のことで悩む時間を、最大限に有効活用できるということですね。
ランニングコストを抑えるコツ
今までお話ししてきた「サーバー」とは、いったい何でしょうか。
つまり、「サーバー」という倉庫は、WEBサイトにとって必要不可欠な基盤なんですね。
●結論、どうすればいいの?
ランニングコストを抑える最も効果的な方法の結論は、これに尽きます。
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